今回はHGガンダムシュバルゼッテを制作しました。
結論から言うと、ただ組み立てるだけでも非常にきれいに仕上がる最高の作品でした！
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内容物を確認
まずは箱の中身を確認してみましょう。
小さめのクリアランナーを含めてランナーが4枚、それにシール台紙2枚です。
説明書は開くことで表紙部分が見開きになりました。
シュバルゼッテが取る形態も紹介されていますね。
個人的には右下のマリオネット形態が大好きです。
シール貼り
今回は最初にシールを貼りつけていきます。
ガンダムシュバルゼッテのシールは2種類が用意されていて、
シェルユニットの発光状態と非発光状態から選ぶことができます。
多くの人は発光状態を選ぶと思います。私は発光状態を選びます。
通常の組み立て方であれば、パーツを切り離して組み立てる時にシールを貼り付けます。
ですが小さいパーツに対して貼りつける場合、パーツの保持が難しい場合があります。
そこで今回はパーツがランナーに繋がっているままシールを貼り付けました。
ランナーにつながったままでの作業ですので、
持ち手が非常に大きく、パーツを持つ方向を気にせず作業をすることができました。
塗装をする場合にはできない方法ですが、初心者の方には比較的おすすめできる方法だと思います。
途中までシールを貼りつけて気づいたのですが、
ガーディアン（武器パーツ）は組み立てた後でないとシールを貼り付けられない仕様でした。
ここについては泣く泣く後回しにすることに。
パーツ切り取り
パーツの切り取りを行った感想としては、
ゲートが太めのものが多く、ちょっと硬かった印象があったという感じです。
パーツを切り取る時には2度切りという方法を取りますが、
ゲートが太い部分を切り取るときにちょっと力が必要だったり、
パーツに近い部分を切断してしまったりというリスクがあるかもしれません。
ですがパーツとゲートの接点が小さめに作られているからか、
若干切り取りを雑にしても切り取り跡が目立ちにくくなっているようです。
それでも丁寧に切断した方がいいのは言うまでもありませんが。
※2度切りについては別の記事で紹介しています。▼
組み立て
組み立てる際も驚きの連続でした。
パーツの合わせ目らしい合わせ目がほとんどありません。
合わせ目にあたる部分が少し段違いになっているため、
真ん中でパーツが分かれているような不自然さが一切ありません。
むしろ合わせ目の溝があることでディティールが補強され、スミ入れをしたような立体感が出てきています。
内部構造が透けて見える部分（シェルユニット）のシールはクリアパーツで覆われます。
クリアパーツをゲートから切り離した跡は特に白化が起こりやすく目立ちやすいのですが、
他のパーツでうまく隠れるような構造になっていました。
脚部は中央に合わせ目が来るのですが、
合わせ目が段違いのモールドになるため不自然さがありません。
もともと構造上存在する溝に見えるようになりますし、
合わせ目に存在するスキマや境目も一切気になりならなくなります。
多目的攻防プラットフォーム、ガーディアンの組み立てです。
ここでようやく最後のシール貼りが始まります。
ガーディアンに使用されるシールはプラスチックシールというものになっていて、
他のものと違い少し厚みがあって曲がりにくくなっています。
そのため、しわになることもなくきれいに貼ることができます。
シェルユニットと同様、こちらも発光状態のシールを選択して貼り付けました。
まぁ、合体させる時には見えなくなるんですけどね。
他の部分もこんなシールだと失敗しづらいのでしょうが、
シール自体の厚みがある分パーツの成型にも制限がかかってくるので
使える場所なんかは限られてしまうんでしょう。
完成
HG 1/144 ガンダムシュバルゼッテの完成です。
まだスミ入れなどをしていない状態ですが、それでもかなり完成度が高い仕上がりです。
合わせ目が気になる部分がほとんどなく、きれいに仕上がるのがとてもありがたいです。
ここからスミ入れをしていけば、さらに立体感が増して印象的な姿になることでしょう。
ランナーから切り取った跡が気になる部分はどうしても出てきてしまいます。
この対策としては、切れ味のいいニッパーで2度切りをすることが一番でしょう。
やすりがけでも対応は可能ですが、表面の仕上がりや光沢が変わってしまいます。
塗装をするという前提であればやすりがけできれいに仕上げるのがいいかと思います。
（展示にはバンダイプラモデルアクションベース5 クリアカラーを使用しています。）
合体状態（ガーディアン・シース）
まずはガーディアンが大きな剣の鞘みたいに合体した「ガーディアン・シース」の状態から。
接続状態（ガーディアン・マリオネット）
続いて、ガーディアンをシュバルゼッテ本体に接続した「ガーディアン・マリオネット」状態。
こちらは接続方法が複数あり、説明書には4種類が紹介されていました。
いかがでしたでしょうか。
ガンダムシュバルゼッテはかなりクオリティの高いガンプラでした。
ガンダム「水星の魔女」シリーズのガンプラは総じて高評価らしいですので、
気になったものがあればぜひ購入して組み立ててみていただければと思います。